ご利用者の声

手紙寺をご利用いただいた方から寄せられた、たくさんのご感想より、一部をご紹介します。

“亡き母へ、孫から預かったまま渡せていなかったメッセージカードを添えて投函しました。改めて感謝の気持ちを伝えることができました。”


“親父に書きました。色々と親父のことを考えました。本当に親父らしい人だったと改めて思いました。口数は少なかったけれど、要所要所の相談はいつもしっかり聞いてもらえていたのも思い出しました。”


“田舎から一緒に出てきた幼馴染でもある夫に書きました。若いころはとても苦労をしましたが、そういうことを口に出さず黙々とやっている夫をとても尊敬していました。ずっとありがとう。”


“3年前に亡くなった職場の同僚のことを思い出したので来ました。お葬式がコロナの最中で、十分にご挨拶できていないことがずっと気になっていました。『まだあなたの部屋は空いていて、前を通るとあなたがいるような気がします』と書きました。いつでも手紙を出せると思うと、彼が近くにいるような気持ちになりました。”


“今月亡くなったおばあちゃんに書きました。おばあちゃん子の私は祖母から教わったことがいっぱいで。写真を見ながら、思い出や葛藤も正直に綴り、書きたいことがあふれました。手紙を投函する時、また書きに来るよ、と言いました。”


“大学時代に亡くなったおじいちゃんに謝りたくて手紙を書きました。呼吸器を外す決断の場に遅れたことをずっと悔やんでいました。名前をつけてくれた人で、かわいがってくれて、尊敬していました。書きながら、今の自分があるのは祖父母のおかげだと改めて感じました。介護の仕事に就いた今の自分を報告できたこともよかった。”


“晩年認知症の父とは意思疎通が出来ず、私が父にしてきたことが実は負担をかけていたのでは、と思い悩んでいました。手紙を通して誰にも言っていない自分の気持ちを書き出すことができました。”


“ママとパパのもとに生まれてくれて、同じ時間を過ごしてくれて、たくさんの経験や喜びを与えてくれて、本当にありがとう。これからもずっと愛してる。大好きだよ。と、ふたりで一緒に書きました。”


“愛犬だったあなたのリードをカバンに入れて会いにきました。手紙であなたとたくさん話ができるので少し元気になりました。”


“『いたずらばかりして、いつも謝ってもらって。迷惑かけてごめんね。』と、遠い昔に遠い祖国でお別れした母に書きました。故人を思い、日々の忙しさから少し離れて自分の内面と向き合い、メッセージを送るという時間は、とても貴重なものだと感じました。”